奈良市佐紀町
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2005年6月30日(木曜)晴
朱雀門(すざくもん)(1998年2月4日竣工) 平城宮の正門で間口約25m、奥行約10m、高さは基壇ともで約22m。 二層の瓦屋根をもつ堂々たる門です。古代の手法をふまえ長い歳月を費やして復元されたそうです。 柱は丹色、連子(れんじ)は緑青、そして白壁、きらびやかで豪快な天平文化の再現。 門の両側にはごく一部であるが大垣も築かれている。 諸外国の使節は4kmに及ぶ朱雀大路を経て、この雄大な門をくぐった。
平城宮は710年から784年までの奈良時代の都です。 広さは120万平方メートル余、奈良県の県都である奈良市の ほぼ中央に位置しているにも関わらず、 広々とした野原として保たれていました。
現在、広大な草原状に見えているのが宮跡。第一次、第二次の内裏(だいり・天皇の住居にあたる) 跡、大極殿跡、朝堂院(公的儀式を行う場所)跡、官庁街跡、東院跡などのブロックが、それと分かるよう工夫、整備されている。 内裏跡は円筒状に刈ったツゲの木で柱跡を示し、近くに宮内省の建物が復元され、大極殿跡は土壇が築かれている、といった具合。
復元施設・内裏井戸